スポーツは最高

自分はあまり感動しません。もっぱらドライな性格かと思います。

それは自分の親の事であっても、子供の事であってもドライな性格だな〜っと今までそう思ってました・・・

『奇跡』などという言葉など”単なる偶然”としてしか捉えないドライな性格です・・・ついこの前まではね。

先日、長男の野球の試合にて。

この試合はI君が転校する為、最後の試合となります。長男は1番バッター・I君は2番バッターでの最後の試合。

同点で最終回までもつれる試合で、最終回の我がチームの攻撃。

1点でも入れば逆転サヨナラの場面。8番バッターから打順。8番バッターは内野ゴロで1アウト。9番バッターは出塁するも盗塁失敗しての2アウト。

この場面で1番の長男に打順がまわります。

後から聞いた話ですが、長男は何としてもI君に最後の打席をまわしたいと思っていたそうです。

1ボールからの2球目をフルスイング!

レフトオーバーの2ベースヒットで出塁。神様はいるのか!?I君に打順がまわってきました。

ベンチからは同級生から『打てる!打てる!』の声、2塁には長男。1打でればサヨナラの場面・・・

1球目・・・見逃しストライク

2球目・・・これも見逃しストライク

次も見逃し、空振りならば試合終了という場面…

そして3球目…『カチッ!』

ファール!! 同級生からも『次打つよ!!』『いける!いける!』との声…

そして4球目・・・投げた瞬間に長男は走り、『バシッ!』と軟式特有の鈍い音が鳴り、ショートとピッチャーの間のゴロ! 

I君、賢明に走りセーフ!そして長男がサヨナラのホームを踏み、反射的に出た”ガッツポーズ”

文章でかけば”あっけない”内容ですが、裏には今までのドラマがあります。

I君はすごく努力家で、一生懸命に野球に取り組んでいるの知ってました。

なかなかヒットが打てなく、悔しい思いもしたと思います。

そのI君の最後の打席も、前のバッターが3者凡退ならば、打席に立つ事なく試合終了。

長男の『なんとしても』の気持ちが通じたのか、I君最後の打席にまわり、そして最後の最後にサヨナラのヒット…

高校野球なら良くあるシーン。でもそれ以上に今までの事などあり、小学3年生の野球の試合で、感動を感じてしまいました。

チームスポーツをやらせてなければ、このような経験は無いでしょうし、長男・そしてチームメイトの成長に少々ウルッとしましたよ。

このメンバーとこれからも成長して欲しいと親ながら思ってしまいました。

最終試合.jpg

親になれば、こうした”感動”をもらえるなんて、本当に子供達に感謝です。これからももっともっと感動するシーンが来るんだろうな…
2015.03.23 Monday 23:15 | every day | comments (0) | trackbacks (0)
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